ビタントニオヨーグルトメーカー
包丁を持つことがなかった私が、主婦になり料理をよくするようになりました。大変だけど、食べてくれる人がいると作るのは苦ではありません。
家で作って食べると節約にもなるしね。
ただ昨今の商品の値上がりは、我が家の家計にもなかなかの打撃を受けておりまして。ママ友と、節約とお金の話で大盛り上がりしています。
最近、ママ友から納豆をお裾分けされて...なんとそれは手作り納豆!ヨーグルトメーカーで作ったんだって。
よ...ヨーグルトメーカーで納豆を作るなんて...(あんぐり)
聞けば、ヨーグルトだけでなく甘酒・塩麹・醤油麹など、いろんなもの作れるし便利だよ〜って。
手作りの納豆はハードル高いけど、俄然ヨーグルトメーカーに興味が湧いた私。
1ヶ月くらい悩み抜いて夫におねだりしたら、意外とすんなりOKが出ました。「ただし、使いこなしてね」とのこと。
最後の後押しがプレッシャーでさらに1ヶ月悩み、ついにポチりました。
私が購入したのは、ビタントニオ ヨーグルトメーカー VYG-60-Wです。
いろんなブランドのヨーグルトメーカーを比較し、検討しました。
価格は3,000円〜12,000円まで!お安くてもいいけど、デザインも気になる。
キッチンに馴染みやすくシンプルでいいなと思ったのが、ビタントニオでした。
あとは夫の「ギリシャヨーグルトを食べたい」という希望で、水切りフィルターがついているというのが決め手となり、VYG-60をポチッとしました。
パルテノでヨーグルトを作る
早速ヨーグルトを作っていきたいと思います。
種菌に選んだのは、市販のギリシャヨーグルトのパルテノ。
どのヨーグルトを種菌にしても水切りフィルターでギリシャヨーグルトを作ることができるのですが、
「とにかくパルテノを増殖したい」
という夫の希望で、パルテノを購入しました。
↓パルテノ以外の甘味料入りヨーグルトでも作ってみた記事はこちら。
準備するもの
ヨーグルトメーカー
スプーン(付属)
牛乳パック用フタ(付属)
パルテノ100g
牛乳1L(パックごと)
作り方
まずは牛乳を常温に戻しておきます。
早く作りたい場合は電子レンジで温めてもOK。600w2分で十分です。
↑別日に作った際、電子レンジで温めました
チンしている間に付属スプーンを煮沸消毒しておきます。
牛乳パックをチンしたら、牛乳パックの上部を開け100ml取り出します。
牛乳100mlを取り出したら、パルテノ100gを牛乳パックに入れます。
その前に牛乳パック用フタも煮沸消毒しておきます。
牛乳パック用フタを煮沸消毒している間に、煮沸消毒した専用のスプーンでパルテノを牛乳パックに入れて、よ〜くかき混ぜる。
持ち手が長いスプーンがこんなに便利だとは!
よくかき混ぜたら、牛乳パック用フタを被せる。
ヨーグルトメーカーにセットし、スイッチオン。
この日は寒い日だったので、ヨーグルト用に登録されているタイマーを使わず、手動で40℃9時間でセットしました。
夜9時にセットして、翌朝6時に出来上がりのピーピーがなりました。
中を見ると...
おお!固まってます!
ババロアのような...いや、ヨーグルトなんですけど。
冷蔵庫に入れて、1時間程冷やしました。
実食
出来上がったヨーグルトを早速食べてみることに。
ただ、出来上がってから1時間しか冷やしていないので、なんだかユルいヨーグルトになってしまいました。それでもしっかりヨーグルト。美味しかったです。
ある程度(半日程度)冷やしてからだとしっかり固まるので、パルテノのようなヨーグルトに仕上がります。
基本我が家は毎度パルテノを種菌にして作っていますが、出来上がるヨーグルトは重くねっとりとした、濃厚なヨーグルトが出来上がります。
一度カスピ海ヨーグルトで作ってみましたが、こちらはトロッとした柔らかいヨーグルトになりました。カスピ海ヨーグルトは、スーパーで種菌が手軽に買えますが、私はヨーグルトを増殖しました。
カスピ海ヨーグルトも良かったのですが、我が家はやっぱり「ねっとり」派が多数ですので、当分パルテノかな。
ギリシャヨーグルトを作る
出来上がって数時間冷やしたヨーグルトで、次はパルテノ、ギリシャヨーグルトを作ります。
水切りフィルター
付属の水切りフィルターを使います。
冷蔵庫に入れるので煮沸消毒は必要ないと思いますが、初めて使うので最初だけしっかり煮沸消毒しておきます。
煮沸消毒して乾燥後、水切りフィルターをセット。
そして出来上がったヨーグルトを入れます。
1Lのヨーグルトの内、半分弱くらいの量で満杯になりました。
このまま冷蔵庫で3~4時間ほど放置。
残った牛乳パックのヨーグルトは煮沸消毒したWECKの容器に入れておきます。
↑水切りしていないヨーグルトの方です
↑冷蔵庫で冷やしておく。
3時間放置した水切りヨーグルトを見てみましょう。
ホエーがしっかり落ちて、ヨーグルトの部分はねっとりした状態になっています。
水切りし、出来上がったギリシャヨーグルト用の入れ物を煮沸消毒。
ねっとり重たいギリシャヨーグルトをガラス容器に移して。
さらに残っていたヨーグルトも水切りフィルターでギリシャヨーグルトにします。
↑左:ギリシャヨーグルト、右:水切り中
牛乳パック1Lのヨーグルトから、400g強のギリシャヨーグルトができました。
ねっとりとした重たいヨーグルトに夫も満足したようですが...
毎朝このヨーグルトをいただくのは、ちょっと重たすぎるかも...
パルテノが毎日食べられると思ったけど、パルテノを毎日食べるのは飽きそう。
ヨーグルトケーキ
出来上がったギリシャヨーグルトを使って、付属のレシピ集に載っていたヨーグルトケーキを作ってみました。
ギリシャヨーグルト200g
(↑水切りヨーグルト)
卵1個
薄力粉大さじ1
レモン果汁小さじ1
砂糖大さじ2
全て混ぜて、180℃に余熱したオーブンで40分焼くだけ。
チーズケーキよりも軽く食べられる美味しいケーキになりました。
ホエーの行方
水切りフィルターで出たホエー。
もちろん、無駄にしません。
ホエーをコンソメスープにしました。
ホエーと水に野菜とスモークチキンを入れて、ぐつぐつ煮込みコンソメで味付け。
これがなんとめちゃくちゃ美味しいのです!
トマトスープのような酸味がありつつも、トマトのような強い酸味はありません。優しい酸味とコンソメの相性バッチリ!
このホエーは味噌汁にも合うと思いますが、ギリシャ(水切り)ヨーグルトはこれ以降作っていません。ということで、最近水切りフィルターは使っていません。
ヨーグルト作りスケジュール
我が家は基本ヨーグルトは朝食にいただきます。
ヨーグルトメーカーでヨーグルトを初めて作った際、夜寝る前にセットしました。
これでは冷やす時間がないため、ぬるいヨーグルトを食べるか、さらに1日冷やす必要があります。
そして初めての際は、わざわざギリシャヨーグルトにしましたが...
出来上がったヨーグルトをしっかり冷やせば、美味しいヨーグルトができることに気づきました。
ギリシャヨーグルトにすると半分の量になりますが、出来上がりをそのまま冷やせばまるまる1Lのヨーグルト。(当たり前)
↑1Lの牛乳パックから出来上がったヨーグルト
最近は、野田琺瑯持ち手ストッカー(L)で冷蔵保存しています。
↑1Lヨーグルトがちょうど入ります!
というわけで、最近は以下のスケジュールで作っています。
AM9~10:ヨーグルトメーカーをセット(40℃/7時間)
PM4~5:出来上がったヨーグルトを冷蔵庫へ
翌朝:朝食分を分け、残りは保存容器へ
このスケジュールで、1週間に1回のペースで作っています。
ヨーグルトが値上がりしている中、300円(牛乳200円・パルテノ100円)で1週間分のヨーグルトが作れて大満足です。
ヨーグルトメーカーで作れるものはヨーグルトだけではないので、塩麹や醤油麹など他にも挑戦していきたいと思います。