Maia Wellness
2月下旬、ハネムーンでベトナムのフーコック島へ。フュージョンリゾートフーコックに滞在しました。フュージョンリゾートはベトナムのリゾートホテルで、ダナンやカムランにもあります。
人気なのが、なんと言ってもオールスパインクルーシブ。宿泊者はスパを無料で受けられるというものです。無料ですが、「1人1泊につき2回」という制限があります。旅行会社の案内では「1日2回」と書いてありますが、「1泊につき2回」が正しいかな。
こちらがスパ Maia Wellnessのレセプションです。
スパは9:00am~22:00pmまでの間で営業しています。
レセプションに入って左側のカウンターは、スパ受付のカウンターです。スパの予約時間にこちらに来て、部屋番号を伝えます。
レセプションの右側のカウンターは、スパの予約専門のスタッフさんがいますので、滞在中のスパをここで直接やり取りしながら予約することができます。
スパ日本語メニュー
フュージョンリゾートフーコックのWebサイトに、スパのメニューEnglish版が掲載されています。スパレセプションの予約カウンターに日本語メニューがありましたので、掲載します。
ボディケアトリートメント&スキンケア
マタニティ&ネイル/ウェルネスアクティビティ
妊婦さんにも優しいメニューがあるようです。
ネイルは受けませんでしたが、ネイルケアをされている男性もいましたよ。
Reservation
こちらに到着して、チェックイン時にスパを予約していないことを伝えると、翌日の予約を取ってくれるとのこと。確認してもらったところ、既に11:30の30分間の枠しか空きがなくて、メニューはフット(脚)・バックネック(背中)・スクラブの3種類に限られるとのこと。とりあえず、その時間でハズバンはフット、私はバックネックの予約を取りました。
翌日のスパのレセプションが9時にオープンしたので、予約カウンターに行きました。9時オープンと共に、9時にスパ予約していた宿泊者の案内が始まっていたので、しばしお待ち。
スパ予約の宿泊の人たちがスパルームに入ると、レセプションは静かになります。予約カウンターにいたMaiさんが、簡単に自己紹介と案内をしてくださいました。Maiさんはベトナムの人かは分かりませんでしたが、英語でのやり取りでした。
その日の予約はやはりいっぱい。「予約はすぐ埋まるわけではない」とのことでしたが、滞在中の予約を全部取ってしまいたいと伝え、最終日までスパの時間とメニュー予約しました。Maiさんは、とても丁寧で親切に対応してくれます。
スパの予約内容を、こちらの紙に1日1枚ずつ書いて渡してくれました。
名前と部屋番号、日時、スパメニューを書いてくれています。
こちらは自分たちで把握しておくものなので、当日受付に提出したりは不要です。
私たちは、1泊につき2回のスパを全て連続で予約しました。この2回の予約は「13時と18時」という風に別で予約することもできます。
スパへは、ヴィラからバスローブ姿で行ってもOKです。
スパの流れ
スパの予約時間までに、Maia Wellnessのレセプションに行きます。
受付カウンターにいるスタッフさんに部屋番号を伝えると、名前と予約メニューの確認をしてくれます。
確認を終えたら、ソファに促されるので、お好きなソファに座って待ちましょう。スパ時間直前くらいにお水とおしぼりの提供。
お水には、レモンとチアシードが入っています。おしぼりは、レモングラスの香りがついた良い香りのおしぼり。
スパ時間になると、スパを受ける方が続々と集まり、セラピストさんも受付に続々と集まります。一人一人に担当がつき、スパルームに案内してもらいます。
スパルームはたくさんありました。ほとんどが2ベッドのスパルームです。
リラックスできる静かな音楽と微かな冷房が、とても心地良かったです。
30min Massage
フュージョンリゾートフーコックでの初めてのスパは、30分間という短めのメニュー。この日は、私服でスパへ。
私はバックネック(背中)メニューを希望し、小柄の女性セラピストさんでした。
この日の私の服はオールインワンの服だったので全部脱がず、腰まで服を下ろし、ベッドにうつ伏せで寝ました。セラピストさんが背中にタオルをかけてくれて、私のお尻あたりの上に乗ります。タオルの上から、ほぐしのマッサージ。そして、多くもなく少なくもない程よい量のオイルで腰から肩をマッサージ。少し摩擦があるくらいの量でした。10分くらいマッサージされていたと思います。
仰向けになり、胸〜お腹にタオルをかけてもらい、次はデコルテをオイルマッサージ。こちらは5分程。その後、ヘッドマッサージが7-8分。ヘッドマッサージは、ぐいぐい押すというより、頭皮を撫で回す感じ。髪の毛めっちゃ抜けへん?って感じのマッサージ。笑
最後は、起き上がって、背中をパンパンたたくマッサージをしてくれました。
ハズバンは、フットメニューで、細身の男性セラピストさんが施術。
服は特に脱がずに、ベッドに仰向けに寝ました。膝下を爪先までオイルでリンパを流し、指を引っ張ったり、足指の腹を押しつぶしながら流したマッサージ。適宜、足裏を足つぼ。強さは、ハズバン好みの強めの押しで、良かったそう。痛気持ちいいけど、気持ちいいが勝り、ウトウト。最後は起き上がり、同じく背中をマッサージして終了。
30分だけのメニューかと思いましたが、私たち2人とも気持ちよかったと、大変満足しました。翌日からの期待が高まります。
Orange Aroma Scrub (40min)
Natural Aroma Therapy Facial (50min)
翌日は、バスローブに着替えてスパへ。
色々透けるので、一応下着は来ていきました。
いつも通り、レモンとチアシードのお水とおしぼりをいただき、担当のセラピストさんに案内されます。
この日は、2人とも同じメニューで。
Orange Aroma ScrubとNatural Aroma Therapy Facialの2メニューです。
セラピストさんに、紙パンツを渡されるので、それを履きます。来てきたバスローブと下着は、畳んで台の上に置きました。
最初仰向けで寝て、タオルをかけてもらいました。
まずはフェイシャルから。お顔に、クレンジングやパックを塗ったり拭き取ったり。とても良い香りの連続でした。ウトウトしていましたが、目にコットンを乗せられてからは、ぐっすり眠ってしまいました。途中、ハズバンのいびきで目が覚めた時、アイコットンは乗せられたままでパックの最中でした。おそらく10分くらい、セラピストさんは横にいてじっとしてた感じ?ハズバンはいびきをかいてグッスリ寝ていました。
フェイシャルが終わってから、うつ伏せになりスクラブへ。
粗めのスクラブを背中から腰、腕から手、肘、脚、足先と角質が気になるところはしっかりスクラブでゴシゴシしてくれたが、痛くはなかったです。
仰向けになり、脚から足指、腕から手先、デコルテも。胸からお腹までは、かけていたタオルを上手くめくって、別のタオルで乳房を隠してくれて、お腹をスクラブ。そして終了しました。
終わった後は、バスローブを着てシャワー室に案内されます。シャワー室に案内されるまでに「お茶はいかがですか?」と聞かれるたで、お願いしました。
シャワー室は男女別でした。こちらは女性用シャワー室のトイレ。
この個室シャワーが2つあります。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープもあります。洗面台もあり、アメニティのコームで髪をとかして、ドライヤーで髪も乾かせます。
シャワー室に入る前に、バスタオルと新しいバスローブをもらえました。使ったバスタオルとバスローブは、洗面台の横に入れるところがあります。
身体のスクラブを落としてレセプションに戻ると、お茶を用意してくれていました。
生姜・レモングラス・八角・胡椒が入った温かいお茶です。
ポットに入っているこのお茶をほとんどいただきましたが、この後身体がポッカポカ。すごく美味しいわけではないですが、なんか飲んでしまう不思議なお茶です。甘味がなかったので、蜂蜜とか加えたらもっと美味しく飲めそうな。
Natural Living Pepper (50min)
Coco Scrub (40min)
次の日も、バスローブでスパレセプションへ。
この日のお水は超シンプル、水だけ。おしぼりは、いつも通りいい香り。
今回は、最初は2人ともNatural Living Pepperというメニュー。フーコック島名産の胡椒を使ったオイルマッサージです。
その胡椒は、スパ敷地内の胡椒畑で育てられた胡椒を使われているようです。
ハズバンは男性セラピストさん、私は女性セラピストさんでした。
バスローブを脱いで、ベッドにうつ伏せになりました。ハズバンは紙パンツをもらって履きかえたようです。なぜか私は紙パンツをもらえず、履いてきたショーツのままでベッドへ。
背中からオイルを塗ってマッサージ、そのまま足先まで。じっくりマッサージという感じではなかったです。一通り流したマッサージの後、仰向けになって脚から腕、デコルテのマッサージ。お腹周りのマッサージはなかったような気がします。
Pepperオイルとありますが、胡椒の香りは特にしませんでした。オイルに粒々があるようなないような...オイルの量がそんなに多くないから、それが摩擦なのか胡椒なのか。
Pepperマッサージの後、私は前日と同じフェイシャル。
ハズバンは、Coco Scrubを。お米とココナッツのスクラブです。ココナッツの香りはあまりなかったそうです。ココナッツスクラブは、Orangeスクラブより細かい手触りでした。ボディスクラブの後の男性セラピストのヘッドマッサージが、とても良かったそうです。
ハズバンが先に終わり、彼はシャワー室へ。ハズバンがスパルームを出てから、私は10分くらいフェイシャルマッサージとヘッドマッサージを受けていました。
フェイシャルが終わり、私はシャワーはなく、そのままレセプションへ。レセプションに行くと、前日にもいただいた生姜etcのお茶を出してくれました。この日もポッカポカで終了。
Tropical Coco Wrap (40min)
この日も、バスローブでスパへ。
この日は2人とも、Tropical Coco Wrapとフェイシャルメニューです。私は女性セラピストさん、ハズバンは男性セラピストさん。フェイシャルメニューは、お気に入りになりました。
まずはバスローブのまま仰向けにベッドで寝て、フェイシャルがスタート。私担当のセラピストさんは、フェイシャルがとても上手で、3回受けて1番上手なセラピストさんでした。力加減やマッサージの仕方がほぼプロでした。セラピストさんによってバラつきはあると思いますが、滞在中フェイシャルと担当してくれたセラピストさんは、そこまで下手だとは思わず。この日のセラピストさんがズバ抜けて上手だったのです。
フェイシャルが終わり、一度ベッドから離れて、セラピストさんがベッドにビニールシートを敷いてくれます。紙パンツを渡され、下着を脱いで紙パンツ1枚で仰向けで寝ます。タオルを全面にかけられた後に起き上がるよう促され、背中にココナッツミルクを塗られました。
部屋がココナッツの香りに包まれます。白濁の液をつけていたので、ココナッツミルクそのものを塗られていたと思います。
仰向けに寝転び、脚・腕・上半身にココナッツミルクまみれに。ベッドに敷いていたビニールシートの端を身体に巻き込み、包み込むように巻かれました。甘いココナッツの香りがすごく良かったです。
ビニールシートに包まれたまま、少しフェイシャルをされて、ヘッドマッサージ。その後10分ほど放置されて終了です。スパルームを出て、シャワーがあるのかと思いきやレセプションに案内されました。
とりあえずソファでゆっくりしていましたが、この日はティーサービスはなかったです。メニューによってお茶が出されたり出されなかったり?しばらくボーッとしてると、身体に張り付いているココナッツミルクがベタベタ・カピカピになってきました。いい香りだけど、ココナッツミルクがバスローブにまとわりついて、それを剥がすと痛い。笑
このメニューはシャワーいるんじゃない?特に案内もなかったので、ヴィラに戻りそのままプールにざぶんして、ココナッツミルクを洗い流しました。
Freshly Ground body Scrub (40min)
この日は、チェックアウト後のスパです。
レセプション(フロント)にスーツケースを預けて、スパ予約の時間までリバーサイドのプールでゆっくりしました。
スパの時間になり、スパのレセプションへ。
チェックアウトしているのを知ってくれているので、まずは手荷物をシャワー室のロッカーへ入れるよう案内されます。
バスローブと紙パンツを渡されてそれに着替え、サンダルも履き替えました。
鍵を持って、シャワールームの外で待ってくれているセラピストさんについて行き、スパルームに入ります。
バスローブを脱ぎベッドに横になって、スクラブがスタート。
身体全体をスクラブしていきます。かかともしっかりゴリゴリ。スクラブの粒は細かくない粗めに近いスクラブでした。
全身しっかりスクラブしてくれましたが、スクラブをして終了。ヘッドマッサージとかはなく、体感は20分くらいであっさり終わってしまった感じでした。シャワーでスクラブを流して終了です。この日も、スパ後のティーサービスはなかったです。
総評
予想はしていましたが、セラピストさんによって技術のバラつきがあるのは否めないですね。ボディスクラブの強弱や、角質が気になるかかとへのアプローチは特に。
あと、オイルトリートメントは、もう少しオイルが欲しいところ。摩擦が辛かったわけではないが、もう少し滑らかなマッサージにしてくれた方が良かったなあという印象です。
スクラブでゴリゴリされたから、オイルでリンパ流して欲しかったという希望です。事前に言っておくか、カウンセリングシートに記入しておくのがいいのかもしれません。
リゾートってプールで遊んだり部屋でゆっくりしたり、特に何もすることがないからいいんですよね。時間を持て余すという人にとっては、1~2時間程スパを受けられるのは本当に嬉しい特典です。宿泊費に入っているとはいえ、そこまで料金は高くないと思うし、相応のスパだと思います。本格的なスパを望むのであれば、世界的に有名なホテルのスパの方が技術も確かでしょう。
最近はエステを受ける機会がなかったし、久々に人の手に包み込まれてゆっくりしました。結果、私たちは満足しました。