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先日家族からもらった1泊のお休み。
夫のじゃらんポイントを使って、道後温泉の宿に泊まってみようとひとり旅してきました。

道後温泉


正面が道後温泉本館(現在改装工事中)

道後温泉は愛媛県松山市に湧き出る温泉で、愛媛県の代表的な観光地。
道後温泉本館すぐに商店街があり、観光客で賑わう場所です。

道後温泉本館は現在改装工事中です。それでも本館は人気で、並んでいる時もありました。

飛鳥乃温泉


飛鳥乃温泉正面

今回、道後温泉で入りたかった飛鳥乃温泉。道後温泉の別館となります。
道後温泉本館から商店街をまっすぐ抜けると、立派な建物と鮮やかな絨毯が目に飛び込んできます。こちらは、写真家の蜷川実花さんの鮮やかな花や植物の作品なんです。

女子に限らず、思わず写真に納めたくなります。

料金・コース

まずは入口横にある札場(窓口)で、コースを伝え料金を支払います。

待ち時間なしの場合は、支払い後すぐに利用できます。
待ち時間ありの場合は、呼び出しシステムに入浴コース・利用人数・連絡先を入力し、整理券を発券します。電話で呼び出しが来ますので、15分以内に札場に整理券を掲示し、料金を支払います。


飛鳥乃温泉コース・料金表

コース・料金は、写真・以下の通り。

1階浴室

こちらは1階の浴場のみを利用したい方向けです。
※2階の見学はできません。

料金:大人620円/小人300円
営業時間:6:00~23:00(札止め22:30)
利用時間:90分

 

2階大広間

こちらは1階の浴場入浴と2階の大広間を利用したい方向けです。
※貸浴衣/お茶・お茶菓子付き

料金:大人1280円/小人630円
営業時間:6:00~22:00(札止め21:00)
利用時間:90分

 

2階個室

こちらは1階の浴場入浴と2階の個室を利用したい方向けです。
※貸浴衣・貸タオル・貸バスタオル/お茶・お茶菓子付き

料金:大人1690円/小人830円
営業時間:6:00~22:00(札止め21:00)
利用時間:90分

 

2階特別浴室(家族風呂)

こちらは1階の浴場入浴と2階の特別浴室(家族風呂)を利用したい方向けです。
※貸浴衣・貸タオル・貸バスタオル・貸湯帳/お茶・お茶菓子付き
「湯帳」とは『ユカタビラ』とも言い、一定以上の身分の人が身に着けたもので、ユカタの原形となったもの。これを着て浴場体験ができます。

料金:1組2040円+大人1690円/小人830円
営業時間:6:00~22:00(札止め20:40)
利用時間:90分

 

支払いは、現金やキャッシュレス決済(クレジットカードやQRコード)も可能です。

クレジットカード VISA、Mastercard、JCB、AMEX、Diners、DISCOVER、銀聯
デビットカード ブランドデビット
電子マネー 交通系ICカード(Suica、ICOCA、PASMO、toica、nimoca、SUGOCA、manaca、Kitaca、はやかけん)iD、楽天Edy、WAON、nanaco、QUICPay、machica(マチカ)
QRコード Alipay、WeChatPay、auPAY、LINEPay、ゆうちょPay、銀聯

入場・浴室設備

入場したら、まずは靴箱に靴を預けますが、100円が必要です。この100円は返却されますので、帰宅時は取り忘れに注意です。靴箱の鍵は帰りまで持っておきましょう。

受付に入浴券を渡して、中に入ります。

今回、私は1Fの浴場のみの利用でしたが、他のコースを利用する際は、サイトを参照してください。

[道後温泉別館 飛鳥あすか湯泉
シャンプー・コンディショナー・ボディソープ二階特別浴室には、備え付けはありません。
一階浴室には、備え付けています。

タオル二階特別浴室の入浴コースには、貸バスタオルと貸タオルがセットになっています。
二階個室の入浴コースには、貸タオルがセットになっています。
二階大広間、一階浴室の入浴コースには、備え付けがありません。
貸タオルは50円、貸バスタオルは200円です。
オリジナルタオルは600円、オリジナルバスタオルは2000円で販売しています。

参照:【公式サイト】よくあるご質問

1Fの浴場にはドライヤーがありますが(4台)、無料で利用できます。

飛鳥乃湯の半露天風呂の雰囲気はとても良かったです。
私が行った時は、浴室の砥部焼の陶板壁画に万葉和歌の世界を体感できるプロジェクションマッピングが行われていました。(6:30から30分おきに22:30まで)毎月26日(風呂の日)に実施されるイベントだそうです。

定期的にイベントが行われているようなので(レディースデーやメンズデーもあり)、チェックしていくのもいいと思います。

夜の飛鳥乃温泉

浴場を夕方に利用して、外に出た時は薄暗くなっていました。


ライトアップされた飛鳥乃温泉

ライトアップされ、とても幻想的な飛鳥乃温泉を見ることができます。

椿の湯


椿の湯

道後にあるホテルに宿泊し、翌朝は飛鳥乃温泉のすぐ手前にある椿の湯を利用しました。道後温泉本館から商店街をまっすぐ抜けると、すぐにあります。

料金

飛鳥乃温泉は6:00から営業していますが、こちらの椿の湯は6:30からの営業です。

椿の湯

料金:大人(12歳以上)450円、小人(2~11歳)150円
営業時間:6:30~23:00(札止め22:30)
利用時間:1時間以内

入場・浴場施設

日曜日のオープンと同時に入りました。
私はホテルの浴衣のまま伺いましたが、地元客が多いようなので、浴衣のお客さんは少なかったです。

入口に入って靴を脱ぐ前に券売機があります。
現金支払いの方はこちらで券を購入し、キャッシュレス決済の方は靴箱に靴を入れてから受付で入浴券を購入します。

靴箱には100円硬貨が必要ですが、こちらも帰る際に返却されるので、取り忘れに注意。

ロッカーとドライヤーで10円硬貨が必要なので、浴場前の両替機で100円を10円に替えておきましょう。
またロッカーの10円は返却されないので、浴場に入る際は取り忘れ・置き忘れに注意です。

こちらは飛鳥乃温泉とは違い、備え付けのシャンプーコンディショナー・ボディソープはないので、持参か購入しなければいけません。

ドライヤーは3分10円でした。
私はロングヘアですが、この時期(9月頃)は3分で十分でした。冬だったら、もう10円必要になるかなと思います。

道後温泉 椿の湯は、椿をシンボルとした松山市民の「親しみの湯」で、多くの皆さまに愛され、今でも生活には欠かすことのできない公衆浴場です。
道後温泉 椿の湯は、昭和28年(1953)、「第8回国体」が四国各県で開催されたときに建設されました。その後、昭和59年(1984)に改築され、平成29年(2017)12月26日に、リニューアルオープンしました。
道後温泉 椿の湯は、道後商店街の中央に位置し、蔵屋敷風の落ち着いた雰囲気で、浴室には花崗岩が使われ、道後温泉特有の湯釜も置かれています。また、建物全体がL型で、特徴的な外観が目を引きます。温泉は、道後温泉本館と同じく無加温・無加水の「源泉かけ流し」の湯です

参照:【公式サイト】道後温泉椿の湯

ほぼ毎日きているという地元客の方を少しお話をしましたが、道後らしい上品で穏やかな方でした。

飛鳥乃温泉も椿の湯も、言うまでもなくお湯はとても良かったです。
飛鳥乃温泉は比較的賑やかですが、椿の湯はとても静かでよりゆっくりできるのではないかなと思います。

道後温泉本館だけでなく、是非、こちらも行ってほしいです。

宿泊先:ホテルパティオ・ドウゴ

今回宿泊したホテルを紹介します。
道後温泉本館のすぐ横にある道後温泉 ホテルパティオ・ドウゴです。

私はじゃらんで予約しました。
夫のじゃらんポイントが溜まっていたので、お手頃な価格で宿泊することができました。

このホテルは大きな施設ではありませんが、レトロでとても上品な雰囲気を感じることができます。

お一人様やカップルなど、落ち着いたステイをしたい方におすすめのホテルです。

お部屋:ダブルルーム(禁煙)

宿泊したお部屋は、禁煙のダブルルームです。

ウォーム系の色味で、暖かみがあるお部屋です。レトロな雰囲気に、レッドのアクセントが可愛いさをプラスしてくれてる。

ひとり利用では十分すぎるくらいで、ゆとりのある広さです。ベッドとデスクの間も広いので、二人で泊まってもすれ違うのに苦労しません。

ベッドはダブルベッドで、ひとりでは余裕有り余るくらい。寝心地も最高でした。

アメニティ

お風呂は道後温泉を堪能したので、バスルームはほとんど利用しませんでした。

ユニットバスですが、トイレと湯船の間が広くて良かった。

アメニティは、最低限。

歯ブラシ・歯磨き粉(2セット)、シャンプー・コンディショナー(2袋ずつ)、石鹸(2個)、カミソリ、ボディタオル、くし、コットン・綿棒セット。

メイク落としや洗顔、化粧水等はないので、女性の方は持参必須です。

お部屋に冷蔵庫はありますが、ミネラルウォーターは置いてませんでした。

浴衣や下駄も置いてあります。
湯めぐりの際に浴衣や下駄を履いて行くと、道後温泉街に溶け込んだような気分になります。

部屋からの眺め

お部屋は東向きのお部屋でした。

西向きだと道後商店街の雰囲気も分かりますが、東向きは他のホテルなどが見える落ち着いた通り。

朝陽で目覚めやすいので、私はこっちの方が好きです。

朝食

朝食はホテル1Fにあるお寿司屋さん「すし丸」さんでいただきます。

ホテルのロビーからも入ることができます。

朝食はお寿司ではありませんが、和食の朝食膳をいただきました。

男性だと物足りないかな?
女性にはちょうど良い量だと思います。

朝食後は、ロビー側の入口にコーヒーサービスがあります。
新聞も置いてあるので、自由に持ち帰りできます。

フロントの方々も、どことなく落ち着いて上品な方が多かったように思います。
静かにゆったり過ごしたい方におすすめのホテルです。

周辺スポット

道後温泉周辺には商店街があり、飲食店やお土産屋などが充実しています。
お散歩でぶらぶらするだけでも楽しいと思います。

道後温泉駅・スタバ

道後温泉駅の駅舎はとてもレトロで雰囲気があります。

まずはこの外観を堪能。
スターバックスのグリーンも、駅舎に溶け込んでいて、オシャレ感が増しますね。

私はホテルで朝食をいただいた後に、スタバを利用しました。テイクアウトでコーヒーを持ち帰り、道後公園をぶらぶらお散歩して、部屋でゆっくりいただきました。

スタバをイートインで利用する際は、是非2Fに上がってください。
レトロな雰囲気が、リッチな気分にさせてくれる内装になっています。

夜の道後温泉駅舎も良かったです。

からくり時計

道後温泉といえば、こちらのからくり時計。

午前8時から午後10時までの間、1時間毎に音楽とともにせり上がり、小説「坊っちゃん」の登場キャラクターが歓迎してくれます。
(土日などの繁忙期には30分毎の上映)

カラクリ時計の隣には、道後温泉源泉の足湯もあります。

夜のからくり時計も是非見てみてください。

夜のお散歩は昼よりもより賑やかになり、色っぽい雰囲気が漂います。

道後商店街

道後商店街では、お土産屋や飲食店が立ち並びます。


朝の静かな道後商店街

昼間は観光客で賑わうのはもちろん、夜は浴衣姿の観光客が増え、2つの雰囲気を楽しめます。

道後商店街の中の横道に外れると、小さな飲食店が並んでいます。
また商店街を抜けて、椿の湯や飛鳥乃湯の向かいにも飲食店が並んでいます。

ひとりの夕食をどこにしようか迷っていましたが、小さなバルの店員さんが上手に呼び込んでくれたので、サクッとご飯をいただきました。

どのお店にも、意外とお一人様が多いので、様子を伺いながら探すのもいいと思います。

道後公園

気候のいい時期は、湯上がりの道後公園のお散歩もおすすめです。


息子と道後公園のお散歩へ(2023年1月頃)はとおじさんと戯れる。

今回はひとりステイでしたが、夕食後の酔い覚ましに、また朝スタバのコーヒー片手にお散歩しましたが、道後公園はとても雰囲気がいいです。
特に朝は、ジョギングされてる方や犬のお散歩をしている方が多く、道後の上品な方々の生活が垣間見えます。

私が行った時期('23年9月)は朝晩涼しくて、緑もまだ多い時期だったので、お散歩が気持ち良かったです。

一人旅にも人気の道後温泉。
友人同士やカップル、会社の社員旅行や外国人グループなどもたくさんいらっしゃっていました。

地元在住でも、ひとりでも十分楽しめた今回の旅。
もっと道後温泉が賑わう街になってくれたら、愛媛在住の私としては嬉しいです。

 

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