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妊活を始めた2019年

私たち夫婦は2019年6月に結婚。

主人は結婚直前に京都から愛媛の会社へ転職。

私は自分のサロンの営業と引き継ぎのため、2019年末まで愛媛と京都の別居婚生活でした。

2020年から私が無職になるため、できるだけ早く妊活に取り掛かろうと2019年の夏頃から意識をしていました。

と言っても、10年以上飲んでいた低容量ピル(マーベロン(Marvelon))をやめ、お酒の量を徐々に減らしていくということから。


マーベロン(Marvelon)

そして秋には、京都の婦人科での子宮頸がん検査のついでに、妊活の相談として基礎体温表の付け方を教えてもらったり、クロミッドという排卵誘発の薬を出してもらっていました。

一度「排卵しているからタイミング取ったら?」と言ってもらったのですが、別居していたので逃すことに。

2020年からの妊活

2020年1月に愛媛に移住してすぐ、生理が来なかったので妊活の相談も兼ねて産院を訪ねました。

京都でもらったクロミッドが効いていなかったのか、排卵している様子はなかった模様。

そして生理誘発のプロベラという薬を2週間分もらいました。

先生に妊娠を希望していることを話すと、

先生「タイミング法からしていきましょうか。あと34歳(当時)っていう年齢だし、卵管の検査もしてみますか?」

「卵管の検査」とは子宮卵管造影検査のこと。

子宮卵管造影検査は、不妊治療において必須検査項目としてあげられるレントゲンを使った子宮と卵管の検査である。

これは、子宮と卵管の通り具合を検査するための造影剤を使った特別なレントゲン撮影である。
参照:Wikipedia 子宮卵管造影検査

この検査は生理が終了する7日目以降に実施するとのことで、生理の様子を見て予約することに決めました。

その日は不妊治療についての資料をいくつかもらって帰り、読み漁りました。

またプロベラを2週間飲み続け、飲み切る日に生理開始。

生理が始まったこの日から7日後の日に、子宮卵管造影検査の予約を入れました。

生理5日目には、クロミッドの服用がスタート。

薬漬けです。

 


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子宮卵管造影検査

実は私、子宮卵管造影検査について下調べをほとんどしていませんでした。

産院からもらった資料に書いてあったことをしっかり読んでいたのですが、検査中の痛みについては深く掘り下げられてなかったのです。

「不妊治療の最初のステップだし受けておこう」と気楽に考えていました。

2つの痛み止め

2020年2月初旬、生理の出血が少量ありましたが、量が少ないので特に問題なく受けられるとのこと。

子宮卵管造影検査は診療時間外に行われるため、ほとんど人がいませんでした。

まずは受付をして、痛み止めの座薬「ボルタレンサポ50mg」をもらい、トイレで自分で入れます。

受付「座薬をお尻から入れて、人差し指の第二関節くらいまで押し込んでください。」

第二関節まで指を押し込むって…結構大変でした。

第二関節まで入れれたかどうかは定かではありませんが、なんとか中に入ったような気がします。

次に採血室に呼ばれ、二の腕の後ろ側に注射をしてもらいました。

これも痛み止めのようで、副作用で視野が狭くなったり喉が渇いたりするとか。

2つの痛み止めを済ませ、ガウンに着替えて待合室にて呼ばれるのを待ちます。

激痛に悶絶

待っている間、診察室の前に車椅子を持ってきた看護師さん。

なぜ?私用?
と思いながら、呼ばれて診察室へ。

診察台に案内され、前段階の施術が始まります。

先生「消毒からしますね〜」

消毒されてすぐ後、何か(カテーテル?)を入れられたかなっと思ったところで、子宮あたりがズドン!と激痛に変わっていきます。

そこから身体がよじれ、痛みに悶絶!

悶絶していると、意識が朦朧としてきました。

そして看護師さんに促され、診察台を下りました。

介護の様に看護師さんに寄りかかるようにつかまって、車椅子に乗せられたと思います。

やっぱりこれ私用だったのね〜と思いながら悶絶していました。

レントゲン撮影

頭がぐるんぐるん、重い生理痛のような痛みもある中で、看護師さんが3人くらいついてレントゲン室に運ばれていました。

レントゲン室に着くと、また看護師さんに抱きついて持ち上げられ、ベットに横になりました。

痛みに悶絶しながら「呼吸をゆっくりするように」と看護師さんたちに指導を受けましたが、痛みでどうしても呼吸が早くなります。

看護師「冷や汗も出てる」

と看護師さんたちが話してるのも聞こえました。

痛みは続いています。

血圧を測られていましたが数値は大丈夫そう。

少し落ち着いてきて(もちろんまだ痛い)、先生がドアからひょこっと顔を出しました。

先生「大丈夫かな?」

私「大丈夫です。」

先生「目が大丈夫そうじゃなかったけど…苦笑」

と、私も苦笑いですよ。

でも私に余裕もでてきたとこで、

看護師「造影剤を入れるけど、頑張れる?」

もうやるしかないので、覚悟をもって返事をしたような気がします。

この時の造影剤注入時は、最初に感じた痛みよりかは問題なく大丈夫でした。

そのあとは、生理痛のような腰が重痛い感じがずーっと続きます。

一度レントゲンを撮って、看護師さんが部屋に入ってきて手を握ってくれていました。

そして、呼吸を整えるために指導を受けます。

浅い呼吸のしすぎで、口はカラカラです。

看護師さんが「さっきの注射の副作用やと思うしね〜」と教えてくれました。

その後も、たわいのない話や質問をされたけど、なかなかうまく答えられず。

そして「もう一回レントゲン撮りますね〜」と、またレントゲン撮影されて終わりました。

終了、休憩室へ

腰の重い痛みはまだ続いています。

レントゲン撮影を終えて、また車椅子に乗せられ休憩室に案内されました。

ベッドに寝かせてもらい、お水もいただきました。

ベッドに寝てからは、腰を軽く上げたり横を向いたりして腰の痛みを和らげ用とモゾモゾ。

10分程で痛みはほとんど消えて良くなり、歩けるように。

なんだったんだあの痛みは。

その後、採血をしました。

結果は...

レントゲンの結果発表です。

私の卵管は詰まりもなく、特に問題はないとのことでした。

痛い思いをして、結果発表はあっさりさっぱり。

まあ、まずは一安心です。

検査後はゴールデンタイムに突入!

検査を終えて、抗生物質(毎食後1錠を2日分)を処方されました。

レントゲンを撮る際に色んな道具を使ったので、感染症を予防するためだそうです。

さて、卵管造影検査後は卵管の通りが良くなり、約半年間は妊娠しやすいゴールデンタイムに入るとか。

そういうこともあり張り切っていた私。

検査後産院に通い、タイミング法をスタート。

排卵しているタイミングで黄体ホルモンを出す注射をお尻に打ってもらったにも関わらず、私たちの夫婦生活は不発。

うまくいかなかったことに対して、私は主人に八つ当たりしてしまいました。

子宮卵管造影検査で痛い思いをして、薬飲んで注射打って、そして失敗...

なんだかバカらしくなってしまい、私はタイミング法での妊活を1回で諦めてしまいました。

そしてこの一件で、毎朝の基礎体温を測るのをやめ、病院に行くのもやめました。

排卵を感知

とはいえ、妊活を諦めたわけではありません。

ただ、色々考えると期待してしまうから、とりあえず毎日を楽しく過ごすことを優先しました。

私たちはもう若くはないし、夫婦生活はなくてもなんとも思わなくなっていた時期。

一応妊活として、月1回を目標に夫婦生活を持っていました。

2020年の5月、私は初めて排卵痛というちょっとした痛みを経験。

今まで経験したことないのに、なぜか「これは排卵痛じゃないか!」と確信したのです。

排卵検査薬・妊娠検査薬専門店で購入していた排卵検査薬が反応し、この日に夫婦生活を持ちました。

それがドンピシャだったおかげで、5月末に妊娠検査薬が反応。

産院でのエコーで、胎嚢を確認することができました。

 

結果、子宮卵管造影検査から3ヶ月後のゴールデンタイムに妊娠することができました。

これから子宮卵管造影検査を受ける方へ

子宮卵管造影検査は不妊治療の初期段階での検査なので、受ける方は多くいらっしゃると思います。

もしこれから受けられる予定のある方は、ある程度覚悟して行ってください!

私は痛みを与える仕事をしてきましたが、施術後に「意外と平気だった」と思ってもらうように、「痛いので覚悟してね」と施術前のカウンセリングで話します。

それと似てる。笑

今回の私は下調べが弱かったのが敗因(?)ですが、出産前はかなり覚悟していました。

そのおかげで出産は思ったより辛くなかったです。

ちなみに、子宮卵管造影検査を受けた私の友人は、痛みに関しては「ちょっと痛いかな」くらいだったそうです。

こういう方は、結構いるのだそう。

でも、覚悟は必須です!

頑張ってきてください!

 

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