祇園祭
7月いっぱいは祇園祭期間なので、賑わう京都。
微妙な梅雨の中、10日からぼちぼち前祭りの鉾たちが建ち始めました。
昨年の祇園祭は、彼と大ゲンカして祇園祭の宵山を楽しめず。
来年から愛媛住まいになるので、今年は、最後の祇園祭&昨年のリベンジってことで、14日の宵々々山へ行ってきました。
ちなみに、宵山期間は14-16日の3日間ですが、昨年くらいから15日・16日の2日間の屋台出店となりました。
屋台の出る通りは狭くなるので、早めに楽しもうと14日に出陣してきましたよ。
この日も土曜だったので人手は多く、
「雨の祇園祭にも関わらず、2万8000人(午後9時時点)が」
とスマホニュースに入ってきました。
しみだれ豚まん
宵山期間に入る前、お仕事の帰りにこちらをチェック。
ええ、今年ももちろんやるそうですよ。
膳處漢(ぜぜかん)ぽっちり しみだれ豚まん!
祇園祭限定で、こちらを求めて長蛇の列ができます。
膳處漢ぽっちりは、私も過去1度だけお邪魔したことありますが、洋館風のテーブル席があったり、中庭を眺めてお食事ができる個室もあったり。
ほとんど行くことのない中華の高級店です。
毎年、長蛇の列を見ながら「並ぶなんてありえない!」と言いつつも、豚まんも購入した人たちがその辺でかぶりついているのを見ると、生唾を飲んでしまう生理現象が起きます。
いつでも行けるとタカをくくっていましたが、今年で京都住まいは最後だし「並んでみよう!」と。
どのくらいでゲットしたのか?
時刻は15:30。
膳處漢ぽっちりから、約10メートル離れた新町と室町の間の細い道にヘアピン状に行列。
あれ、思ったよりイケるかも?
「しみだれ豚まん」の旗を掲げている最後尾のスタッフさんに、「どれくらい並びます?」と聞くと、
「1時間くらいすかね~」
え!!
イケるんちゃう!!
2時間とか3時間て言われたら覚悟が要りますが、1時間なら許容範囲です。
さて、あーだこーだお喋りしてたら、列はどんどん進んでいきます。
向こうに霰天神山の舁山、そのちょい手前に膳處漢ぽっちりの建物があり、手前でしみだれ豚まんは販売しております。
「しみだれ豚まん」の旗スタッフの方々が所々に配備されていて、他の建物の邪魔にならないように誘導してくれます。
さあ、建物が向こうに。
ワクワクしてきますよ。
石勘の建物前にある霰天神山をクルっと回り、石勘の土地内でヘアピン行列が続きます。
あ、今年は浴衣を着ましたよ。
慣れない下駄に靴擦れする夫婦。
石勘前で、雨が降ってきました。
この後ず~っとこの雨が降り続きましたが、強い雨でなかったので、びしょ濡れになることもなく。
さあっ、石勘さんを抜けて、膳處漢ぽっちり前に来ましたよ!
男性スタッフの方がせいろを持って、頻繁に厨房と販売所を行き来。
おお~、もう目の前にやってきましたよ!!
お姉さんが、タレをこれでもかと塗りたくっています。
直前でしみだれさせてるのね~
そして、ついに初のしみだれ豚まんを2つゲットしました!
かかった時間は...
25分!!
いや、めっちゃ早っ!
意外とスムーズに進みましたよ。
15日・16日になると、さらに人は増えるので、時間帯なども考えて並ぶと良さそうですね。
実食
さてさて、こちらがゲットしたしみだれ豚まん。
1つにつき1袋、1個500円どす。
おお~しみだれてるねえ。
まずは、ひとかじり。
タレがしみ込んだ生地は、ぷるっぷる。
まだお肉に到達しません。
もくもくと食べ進めていくと...
おお~来ましたね~!
ゴロゴロ豚肉の食べ応え!
筍・ザーサイ・しいたけと、具だくさんです。
1個目を黙々とかじり合いながら、次の2個目へ!
タレは見た目濃いですが、味は濃すぎることもなく。
コクがあり、甘味は生地の甘味があるだけで、タレに甘さはそこまで感じませんでした。
ペロっと食べ終わり、大満足!
大きいから1つを分けようか迷っていましたが、2つ買って大正解です。
25分で手に入るなら、行列でもそこまで辛くもなかったです。
あ~おいしかった♪
★膳處漢ぽっちり 京都
→食べログ
〒604-8221
京都市中京区天神山町283−2