宮島口〜宮島
JR広島駅から宮島口駅までは、約30分。
電車の中の多くは外国人旅行者。
車内は、英語やイタリア語(かスペイン系)、マレー語っぽい言語も聞こえてきました。
宮島口駅から地下道を通って、徒歩3分で宮島へ行くフェリー乗り場に到着。
地下道は伊勢神宮の地下道みたいな感じ。
車道に信号がないので、警察の方が誘導したり、警察がいないときは、目配せをしながら渡りましょう。
あんなに観光客が多いんだから、信号作ったらいいのに。
さて、乗船券(180円)を購入し、フェリーに乗り込みます。
いきなり人が増えたような気がする。
私たちが乗ったのは、大鳥居便という、厳島神社の大鳥居に接近してくれるという便。
進行方向の右側に大鳥居が見えてきます。
ただ、残念ながら、大鳥居は現在修復中なんです。
赤い大鳥居は、グレーの作業カバーで覆われております。
バッドタイミングですが、ある意味貴重な瞬間だと思いましょう。
さて、約10分ほどで、宮島に到着。
みせん丸、宮島には弥山(みせん)という名前の山がありますので、そこが由来かな。
宮島のフェリー乗り場には、観光客がたっくさん!
半分くらい外国人じゃないかって言っても過言ではないですな。
こちらを出てすぐのところにこの日泊まる宿があり、チェックイン時間はまだだったので、荷物を預けて宮島散策へ。
宮島散策
いやあ、とてもいい天気に恵まれました。
やはり、この日は私を含め、晴れ女がいっぱいいたのでしょうね。
奈良ほどではないですが、鹿さんもあちこちにいましたよ。
出店が出てくると、さらに賑やかになってきました。
歩き進めると、嚴島神社へと続く約350mのアーケード街、表参道商店街に入ります。
錦市場を彷彿とさせる賑やかさ。
地元の人たちでしょうか、はっぴを着た男性たちが餅つきをしていました。
その喧騒を抜けて、脇道に。
古き良き路地には、地面に紅葉の絵が書いてあったりと、広島らしい光景。
この先にお目当のあなごめし屋さんがあったのですが、もう13時を回っていたので、売切れてしまったようで、閉店していました。
気を取り直して、別のお店へ。
厳島神社の五重塔が見えます。
厳島神社の裏手側も、川に沿ってお店が並んでおり、城崎温泉の温泉街のような風情も。
あなごめしを取り扱っているお店はいっぱいあるのですが、商店街の中は行列必須だし、少し離れたとこにあるお店に行くことにしました。
「ふじたや」のあなごめし
商店街からはだいぶ離れたところにある、こちらの「ふじたや」さんにやってきました。
こちらはなんとミシュラン1つ星を獲得していると情報誌にあったので、行列を予想してましたが、思ったより「おまち」は少なく。
明治時代から続く、有名店です。
予約表に名前を書いて、お店の横にある待合でしばしウェイティング。
こんなとこにまで鹿が入り込んできました。
ウェイティングは20分くらいでしたかね。
名前を呼ばれたので入店!
店内は、木を使った家具がいっぱいでした。
昭和感が残るお店の中ですが、畳や家具類は中はとても綺麗です。
メニューはあなごめしと、小鉢が少々。
もちろん、あなごめしを注文!
ミシュラン1つ星の味をいただけるなんて、楽しみです。
注文から出てくるまでは、15分くらいかかっていたと思います。
店員さんがこまめにお茶を入れてきてくれるのも、ありがたいですね。
運ばれてきた頃には、もうペコペコりんですよ。
期待度が膨らむこのどんぶり!!
蓋を開けて、期待度マックスになったときに、ツヤッツヤのあなごちゃんが顔を出しました。
美味しそう〜
ツヤッツヤのテッカテカ。
一枚食べると、アツアツでフワッフワの天然あなごちゃん。
タレは甘辛で、うなぎの蒲焼のタレよりあっさりした感じです。
ほら、ご飯にたっぷり染み込んでますが、全然濃くない。
うなぎより、あなごの方が好きかも。
あなご自体があっさりしていて、タレとの絡みがとてもいいです。
私、長いお魚を好んで食べることはなかったので、うなぎとか鱧は食べる機会があるのでいただきますが、あなごは久々に食べました。
あなご、美味しい〜
仕事頑張ってきてよかったとなる瞬間です。
さすが、ミシュラン1つ星ですね。
ホタテのお吸い物も美味しくいただき、大満足の宮島ランチでした。
ちなみにお吸い物は、春~秋はホタテ、冬はカキだそうですよ。
★ふじたや
→食べログ
〒739-0588
広島県廿日市市宮島町125−2