大谷芍薬園
ある昼下がり。
宅急便が届きましたが、大きいボックスにびっくり。
懸賞にでも当たったかしら?と思い、宛名を見てみると、長いお付き合いの友人から。
最後に会ったのは、彼女が愛媛に帰省した3月。あれからコロナの影響もあり、なかなか会うこともおしゃべりもできずにいました。
なんだなんだ?と、箱を開けてみると...
まあ〜!すんごいボリュームのお花!!
大きな蕾がたっくさん、しっかりした茎に、綺麗なグリーンの葉っぱもたっくさん!
こちら、神奈川県の湘南寒川にある大谷芍薬園というところから届きました。
「どっしりと重みのある花瓶に」
って、まさにウチにあるわよ!どっしりとした花瓶が!
「芍薬」という漢字を読めないままに、友人に電話。お礼と久々のおしゃべりを長い時間楽しみました。
このお花は、「シャクヤク」と読みます。誕生日にと、送ってくれたのです。
ありがとう〜♪
大谷芍薬園は、昭和8年に開園した老舗の芍薬園。早朝に収穫した芍薬を、その日のうちに全国発送してくれています。
芍薬の楽しみ方
この芍薬と一緒に、大谷芍薬園から「芍薬の楽しみ方」というガイドも一緒に入っていました。
まずは、保水用のジェルを取り除きます。花瓶に生ける前に、ハサミで茎を斜めにカットしましょう。
太陽市(おひさまいち)で買ってきた切り花を世話しているとき、ハズバンから「茎は斜めに切ったほうがええよ」と。初歩的なことらしいけど、私は知らなかった。最近仕入れた知識です。
こんな感じで大丈夫かしら?
一本一本がしっかりした茎だから、切るのに力が入ります。きちんと切れば水揚げがスムーズになり、水や養分が全体に行き渡る。そして美しく元気に咲きますよ。
Day 1
届いてすぐの芍薬は、コロンとしたまんまるの蕾。
1つだけ花開く手前っていいう感じの蕾がありました。
その日の夜には、花びらが開いていましたよ。
花びらがたくさんで、ボンボンとしたお花が咲きました!
Day 2
前夜に花開いた芍薬は、翌日さらに花開きブワワ〜〜。
ホワイトの花びらの縁にあるピンクが、いいアクセントとなっています。おしゃれな花ね〜
他の蕾も、もうすぐ開きそう!
もう一つ大きく咲いていたのが、このピンクの芍薬。
花が開いた時の雰囲気が、ホワイトの芍薬と違ってこちらも美しい。
この芍薬、水揚げが早い早い。
朝に替えた水ですが、夕方になるともうこんなに減っちゃって!
めっちゃ吸うやん。
芍薬が元気でいられるように、こまめに花瓶を見てあげないといけませんね!
Day 3
3日目になると、半分が花開いてきました。
ホワイト、ピンク、濃いめのピンク...
どれも違って、どれも美しい。
Day 4
ホワイトとピンクの花びらが一足早く花開いた後、さらに朝見てみると、濃いピンクの花も咲きました!
すご〜いボリューム!
曇り空の暗い空ですが、こう華やかだと気持ちいい朝に早変わりです。
Day 5
もう全ての蕾が満開となりました!
濃いピンクと黄色のコントラストが美しいでしょ。
6日目になると、花びらがハラハラと落ちてきます。
それでもまだまだ芍薬は元気です。
これだけ存在感のある花なので、部屋もさらに華やぎます。今日はどれだけ咲いてるかな〜って、朝起きるのが楽しみになってきました。
直射日光を避けて、涼しいところに置いておくと、1週間から10日ほど持つそうです。今の時期は、カラッとして気持ちい時期なので、長く楽しめそうです。