2019年は私にとってのターニングポイントの年となりました。
令和婚
6月の彼の誕生日に入籍し、令和婚をした私たち。
令和婚に乗っかった訳ではないですが、結果的に令和婚となり、結婚記念日はあまり忘れることはないのかなと。
京都と愛媛での半年の別居生活を経て、昨日からやっと同居生活が始りました。
復縁から結婚までトントンといったようにも見えますが、結婚までも大きな危機はありました。
彼の転職
ハズバン(当時は彼氏)は転職を考えていて、2018年の石川旅行の際「○○(愛媛の会社)にエントリーした」との事後報告がありました。
愛媛は私の故郷、18まで育ちました。
京都に骨を埋めるつもりでいた私なので、彼のその行動を受け入れられず「その会社を受けないでください」とお願いしました。
でも彼は「力を試したい」とのことで、年明けに面接を受けに愛媛に2回行きました。
あれよあれよと言う間に、彼は内定をもらい、私は絶望(大袈裟テヘ)の淵に。
「京都を出たくない」
「自分のお店もあるし…」
「何がなんでも愛媛には行きたくない」
自分の故郷をこんなにも拒否する人がいるでしょうか。
ええ、私です。
ここで、また別れの危機もありました。
だけど、彼と一緒にいたい。
でも、やっぱり愛媛には行きたくない。
私が出した答えは「内定を断ってほしい」でした。
彼は悩みながらも、私の希望通りに愛媛会社の内定を断り、京都の会社には引き続きお世話になることを決めてくれました。
私はこの時は、「なんてことしたんだろう」なんて、微塵も思いませんでした。
引き続き、京都にいられる!
ただ、それだけでした。
彼が愛媛の会社に内定辞退を申し込むと、その返信があり、返事に困っているとのことで、お手伝いをすることに。
そのメールを目にした瞬間、やっと「私はなんてことしたんだろう」と思うこととなります。
彼が内定辞退した会社から「どうしても来て欲しい」という内容のメール。
そんなメールを見て、嬉しくないはずがないし、私だったら喜んで行くかもしれない。
「こんなメールに『絶対に辞退したいんです』なんて、返せない」
と、そこから話し合い、彼は転職、私も彼について愛媛に行くことを決意しました。
彼は春に京都の会社を退職し愛媛に移住、6月から新しい会社で働き始めました。
私の退職
彼の移住についていくと決めた時、自分のお店のことを考えました。
すぐにお店を閉めて、愛媛に移住ということは考えられない。
区切りよく、1店舗を2年となる夏で、もう1店舗を年内で閉めることを決意。
2月頃からお店に来てくださったお客様に、年内でお店を閉店させることをお伝えしました。
その2月に、定期的に来てくれていた同い年の女性に、閉店を伝えたところ、
「私、お店引き継ぎます!2店舗とも売ってください!」
即答でした。
「ええっ!」と戸惑いながらも、その日から「引き継ぐとしたら...」という話を始めました。
まずは技術を習得してもらわないといけなかったので、彼女に私が所属していた協会で勉強してもらうことに。
彼女は春に、自腹で技術習得のための講習会に行ってくれました。
夏前には、2店舗あるうちの1店舗を結局閉店させることにして、長く営業していた店舗を引き継いでもらうことも決定。
夏に1店舗を閉店させた後、彼女には引き継いでもらうお店で月2回程お客様対応をしてもらいました。
少ない研修の中、練習台になってくれたお客様もおり、大変助かりました。
あっという間に12月になり、事務作業やパソコン操作のレクチャーも交えながらの引き継ぎ作業。
12月29日に私の最後の営業が終わり、12月30日に彼女にお店の鍵を渡して、私のお店は完全に彼女のお店となりました。
彼女に鍵を渡した瞬間、京都を離れるんだと言う実感が湧いてきました。
お客さんから見たら、彼女はお店の救世主です。
お店を引き継いでくれて、彼女には本当に感謝しています。
私は愛媛に行って当分は主婦業となりますが、ハズバンはいつか私が何かしたいと動くだろうと踏んでいるようです。
またそれは、動いたときにでも...
2019年、早かったようで、結婚に関してや仕事に関して、やらなきゃいけないことがいっぱいありました。
充実した1年間で、かなりハードだった。
でも昨日ハズバンと1ヶ月ぶりに会って、ハードだった1年間が吹っ飛びました。
今は幸せを実感しながら、彼の故郷で新年を迎えたいと思います。
みなさま、よいお年を!