彼がインフルエンザにかかったそうです。
私にもうつっているのか。
ヒヤヒヤしながら、仕事をしています。
景気づけ
父方のお正月は、親戚一同が集まります。
特に1月2日は、みんなでお出かけとなるので、外食だらけ。
薬師寺へお参りして、
今年も もちろん薬師寺へ おみくじの結果は...!?
昼食は奈良のにぎり長次郎でお昼ご飯、その後信貴山にあるお墓と市内にあるお墓にお参り、というのが、1月2日のルートなのです。
そして夜は毎年、大阪市内の土佐市さんで「ふぐ」をいただきます。
正月から大人数で2階の座敷を貸し切り、みんなで新年を祝います。
ばあちゃんが生きていた頃は、ばあちゃん大好物の「かに」エリアがあり、大人は「ふぐ」エリア、子供はばあちゃんがいる「かに」エリアでご飯を食べていました。
ばあちゃんが亡くなってからは、「かに」を求める人がいないので、ここ10年くらい「ふぐ」のみとなっています。
「正月はお金をドーン!と使うんや!」という大人たちを見て来て、お金を稼いでる人たちなんだなと、子供ながらに思っていました。
でも最近知ったことが。
実際は、父・叔父(父の弟)・叔母(父の妹)が、正月のために毎月積み立てをしていると聞いて、なんて素晴らしい兄弟なんだと。
薬師寺の拝観料・お昼のお寿司(過去は、かつて奈良にあった中華料理店・百楽で)・夜のふぐ。
正月くらい景気良くしなくちゃとなったのは、過去2度ほどあった不景気だそう。
記憶にあるのは、私がまだ10代くらいの時かしら?、過去1度だけ不景気でお金があまりなく、お昼は親戚全員コンビニでお昼ご飯を買い、それぞれの車で済ませた時がありました。
叔父がその時のことを振り返り、その年1年が、かなりどんよりしたのだと。
それから、正月はしっかりお金を使おうと、積み立てするようになったのだとか。
そのおかげで、私たち子供世代は毎年正月に美味しいものをいただけている。
それを分からないとなあと思いながらも、アラサーになりつつある子供世代は、まだまだ甘えています。
今年も美味しいふぐコースをいただきながら、みんなでワイワイ。
家族が増えつつあるのはいいもんだなと、しみじみいいお正月を過ごしました。
土佐市
前置きが長くなりましたが、こちらが土佐市です。
正月はもう小さい頃から毎年来ているのに、1階がどうなっているか分かりません。
調理場・魚が泳いでいる水槽・カウンターの席を横目に、入口すぐ左にある階段で2階に上がります。
座敷なので靴を脱いでテーブル3つに分かれて着席。
父家族と私が少し遅れて着いたので、伊勢海老のお刺身が少ししか残ってない笑。
プリプリの伊勢海老、殻は最後に味噌汁にして出してくださいます。
ここからふぐが始まります。
ふぐ皮・身・肝をポン酢で和えたもの。
大人になって、ようやく美味しさがわかるものです。
最近、肝も食べれるようになりました。
てっさは、いつも分厚め。
子供の頃は、従兄弟と弟が競うようにてっさを2皿3皿と食べていましたが、大人になった彼らはもう、そんなお下品なことをしなくなったようです笑
さあ、メインはてっちり。
もうアラサーになって来た従姉妹が鍋奉行をしてくれるので、アラサーを抜け出そうとしている私は食べることに集中できます。
ふぐの身が全部沈んちゃってますが、出汁がよく出てるんですよ。
お酒を飲まなくなったとはいえ、冬はヒレ酒が美味しいです。
私も一杯だけいただきました。
マッチの火を皮に点けて、アルコールを飛ばします。
うん、やっぱり美味しい。そして、あったまるう〜
最後の〆の雑炊は、本当に絶品です。
写真忘れた
と、同時に出てくるのは、最初の伊勢海老の殻で作ってもらった味噌汁。
伊勢海老の出汁がよ〜く効いていて、お正月の贅沢な〆となりました。
お父さん、こもちゃん、おっちゃん、毎年ありがとう!
ご馳走さま〜
★土佐市
〒545-0001
大阪市阿倍野区天王寺町北3丁目-12-6